ATS造家設計事務所

五十年家(滋賀県大津市)

木造2階建て 延べ面積83.64㎡(25.3坪) 吹き抜けのある開放的なお住まいです。

床下の点検や設備の更新を容易にし、且つ大断面の構造材を使用して少なくとも50年、二世代に渡って安心して住める家にしましょうということで、タイトルは「五十年家(ごじゅうねんや)」。

多くの設備や建築資材をインターネット購入することにより「施主支給」とし、建築コストを落としています。

 

 

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吹き抜けのあるリビングルームは、冬至でもこれだけの陽光が射し込みます。

 

 

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右:建具は壁に引き込んで、オープンな佇まいの和室。

左:キッチンはIKEA。換気扇は壁に仕込んでスッキリしています。

 

 

 

 

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左:玄関からリビングを見る。

右:深い庇に守られたポーチ。

 

 

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右:TOTOのハーフユニットバス。壁の白タイルは安くて綺麗なスペイン製ですが、役物が無いため出隅は現場加工で「留め」にしています。

左:洗面台の細長タイルも同じく現場加工。

 

 

 

 

 

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外部の木部は、「ウッドロング・エコ」という塗装をしています。

塗り直しが不要 という輸入塗材なのですが、日本では実績が浅く、建築主の了解のもと実験的に使用しています。(この塗料をネットで探してこられたのは建て主さんです。試用の是非を相談されましたのでサンプルを取り寄せ、事務所にあるヒノキの端材に塗ってみました。色も良く自然な感じの仕上がりですが、メーカーは成分等を公表していませんので使用される場合は自己責任で・・・。自然素材のみで構成され、製品安全データシートもありますので人工的に合成したものではないようです。)
雫庵の玄関建具にも塗っておりまして、現在様子を見ているところです。

 

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