スチール(鉄)は安価で加工がしやすく、ソリッドな素材感を強く感じられる金属ですが、すぐに錆びるのが難点です。
錆が出たスチールもなかなか味があるのですが、一般にはあまり好まれません。
そこで錆を防ぐために様々な塗装を施すことになります。
熱で溶かした亜鉛のプールにスチールを丸ごと浸けてコーティングする亜鉛めっきは、スチールとの相性もよく、一見ムラのある塗膜も表情豊かな仕上がりです。
完成当初は銀色で、年月を経て落ち着いたグレーになります。
写真は、塀と2階のバルコニー壁をスチールのパイプを使ってデザインした外観のリフォームです。
縦格子の間隔を少し密にして、格子の天端は斜めに勾配をつけています。
縦型のポストを格子の間に埋め込み、寸法を合わせた表札をポストの上にレイアウトしました。