ATS造家設計事務所

等持院の家(京都市北区)

 

延べ面積は、約80㎡(24坪)

  建築制限が厳しい密集した住宅地の中でも、光を採り入れ、通風も期待できるお住いです。

  床下・階段・屋根裏スペースをできる限り利用し、収納にも工夫を凝らしています。

 

 

 

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キッチン上部は吹抜けにして、南に面した2階の大きな窓から光を導きます。

  写真奥がキッチンなのですが、とても明るいのがおわかりでしょうか。

  視線の先が明るいと、人は「抜け」を感じ、その先にある空間を想像することができます。

 

 

 

 

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南側には隣家が接近して建っており、陽射しが期待できるのは2階の窓だけです。

  そこで、キッチン上部を吹抜けとし、1階LDKに光と風を誘いこむ設計にしています。

 

 

 

 

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建物の端から端まで見通すことができるLDK。

  決して広くはないのですが、視線も抜けて開放感があります。

 

 

 

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踊り場と1段目には引出し、建具を階段状にした収納、その横はDVDを収納する引出し、さらには扉を開けて人が入れる収納スペースを持つ 階段です。

木製の手摺は、いつもの様に大工さんに作ってもらう、さわり心地の良い一品です。

 

 

 

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天井から光が降り注ぐ、キッチンと洗面脱衣室。

  家具は全て造り付けです。

 

 

 

 

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LDKは、押入の中から3枚の建具を2箇所から引き出して、3つのスペースに分けることができます。

建具が交差する箇所は、鴨居・敷居の溝が十文字に交わる、面白い納まりです。

 

 

 

 

 

 

 

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主寝室と子供室、そして庇のかかった半屋外のデッキスペース

 

 

 

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