仕事を離れて
急ぎの仕事がない休日。
子供たちは友達のところへ遊びに行き、嫁さんもどこかへお出かけ。
一人になって、ふと何もすることがなくなることがある。
しあわせな時間なのか、そうでないのか。
車の雑誌でも買ってこよう・・・。
ヒーヒー言いながら、夜中まで仕事をしていた方がうれしかったりして。
そういえば「馬車ウマのように働くご主人」、という占いが気に入って
一緒になったって、嫁さん、言うてたな
家の横の空き地を利用して、畑をしています。
労働ではなく遊びだから、これは楽しい。
農薬を使わない野菜が食べられるおまけ付き。
土をさわっていると草や虫、鳥もよく見かけるようになり、
人もその仲間入りができる。
日常のこんなことでも心が少し満たされるので、お薦めです。
小さくてかわいくて、手をつないで散歩した子供たちも、もう見た目はおとな。
放っておけば親を見て勝手に育つと考えていたら大間違い。
畏怖をおぼえること、我慢すること、誇りを持つことを何度も言い、
こちらも自分に厳しくして手本を示す。
私の世代は親から教育を受け、躾をきちんと教わったという記憶があまりない。
なぜ今の子はできないんだろう。
親が何でも口出ししすぎるから?、生活に困ってないから?
ケーキやジュースを残すなんて考えられない。
いろいろあったけど、子育てもあと少し。
今赤ちゃんできたら、もう一回人生楽しめるかもしれんねって言うと、
嫁さん、笑ってた。
今度は2度目の親だから、もうちょっとうまくできる自信、あります。
父は早くこの世を去り、いつか消えてなくなることを身近に感じながら、
自分も父の天寿だった年齢に近くなってきました。
あしたイッテもいいように、今日その日一日をしっかり生きましょう、の連続です。
でもあまりつきつめて考えると、欲もなくなり、自分の存在さえ「無」に思えてくる。
なかなか「悟る」ところまではいかないけれど、何もない状態を常に意識することで
いろんな事に対して、気負わない判断ができるような気がします。
コンピューターはあまり好きじゃないのに、モニターにへばりついて
一日過ぎることもよくある。
なにやってるんやろ・・・。
インターネットも便利すぎてあかん。すぎたことはやっぱりあかん。
このホームページはアナログ派の私には無理なので
オフィスカシュカシュの内藤明子さんにお願いして作ってもらいました。
ありがとうございました。