建築と椅子 その2
炬燵が好きな私は、椅子にはあまり興味がありませんでした。
自宅のリビングには畳を敷き、寝転んでテレビを見ることもよくあります。
ところが近年、リラックスして座れる椅子が目にとまり、縁あって私の身近にある椅子について、思うところを書いた "建築と椅子" その2
ノルウェー リボ社の「シエスタ」です。
母へ椅子を贈ろうと決めてから、たくさんの家具屋さんの いろんな椅子に座ってみました。
その座り心地の良さが際立っていたことは、今でも忘れません。
見た目は普通なんですが、座るとこれが気持ちいい。
ボルボのシートもこんな感じでした。余裕のある寸法で、包み込まれるような感じです。
恐るべし、北欧です。
座った瞬間は何てことないのですが、長い時間リラックスして過ごすことができます。
柔らかめのクッションや、革の感触がなんともたまりません。
始末、節約を美徳とし、物を長持ちさせる母は、せっかくのこの革の上にタオルを敷いて座っているようです。
(どんな使い方でも、OK!)
そしてこの椅子、意外に軽いんです。
素直なデザインのため、置かれる空間を選びません。