ATS造家設計事務所

アトリエ・A(京都市山科区)

「心地の良いオフィス環境」、「居室としても使えるガレージ」をコンセプトに、そして「シンプル」を常に頭の片隅に意識しながらデザインしてあります。

ats-1.JPG  

 外壁を兼用しているコンクリート打ち放しの境界塀、素地のセメント板と透明ガラスで構成された外観は素材の色をそのまま現しています。

ats-3.JPG g-monnpi.JPG

ガレージ門扉は手動の上吊り戸ですが、その重量とガ大きさによって開け閉めが一つの儀式のようになるほどの重厚感があります。施錠は外部からボルトを差し込んで固定します。

ats-1f.JPG

1Fのガレージ空間は5mの間口に梁を細かく掛け渡し、方杖に構造用合板を貼って強度をとることで有効に利用できる空間をより多く確保しています。
中庭に面した柱と筋交いを橋梁のトラスのように配し、ガラスをはめ込むことで長時間過ごすこともできる明るいガレージスペースになっています。

ats-2f.JPG

2Fは高さに変化を持たせた内部空間です。手が届きそうな天井からロフトのある吹き抜けまで視線が通り抜けます。空だけが見えるハイサイドガラスから入る光で昼間は曇りの日でも照明は不要です。床の開口から開閉できるトップライトに風が流れ、清々しい空気に満たされています。

ats-2.JPG hei.JPG

Tagged on: