ATS造家設計事務所

十八間堂(京都府八幡市)

建物の幅 4.6m、奥行き32.7mの木造平屋建て バリアフリー住宅です。
スロープで玄関までアプローチすれば、あとは基本的に床の段差はありません。

敷地の空き状況やデザインにもよりますが、屋根の庇、軒の出の深い住まいには安心感があります。
雨の日にも窓を開けることができ、雨を感じ 楽しむことができるのはありがたいことです。

屋根材:ガルバリウム鋼板、外壁:火山灰、内部の床:吉野ヒノキ、壁・天井:漆喰および和紙の重ね貼りです。 

 

 

撮影:母倉写真事務所 母倉知樹

 

夜景.jpg 

夜景

屋根と塀には間接照明が仕込んであります。

 

十八間堂アプローチ.jpg

屋根のあるガレージ

 

十八間堂外観.jpg

ガレージまではスロープになっています。

玄関土間のレベルまでスロープで上がり、そのまま車椅子で室内に入ることができます。

 

 

 

 

デッキテラスもバリアフリー。

車椅子のまま屋外に出て日光浴ができます。

 

 

 

 

18living1.jpg  18living2.jpg

リビングルーム

 

 

 

18玄関.jpg

玄関ホール

玄関土間と板貼りのホールには段差がありません。

 

 

 

18子供室.jpg

 子供室

 

 

この住まいは、平屋の屋根を支える構造材が空間デザインの要になっています。

背骨のように力強く、32mの奥行きのある建物を貫いて、「一つ屋根の下」に暮らす家族を守ってくれます。

 

 

 

 

 

18浴室.jpg

浴槽横に移乗台を設けて、車椅子からスムースに浴槽に浸かることができます。

そして、そのままデッキに出て屋外の空気を肌で感じます。

 

 

18WC.jpg

車椅子で不自由なく使えるトイレです。

便座に座りながら使える収納にも工夫をこらしています。

 

 

Tagged on: