【坂の上の雲ミュージアム】 設計は、安藤忠雄建築研究所
三角形の平面を持つ珍しい建物。
中央部の展示室の面積と比べて、周囲を囲む廊下スペースの無駄さ加減がケンチクしてます。
三角の頂点部分は、基本的にデッドスペース。
そう、この一見無駄と思われるスペースこそ文化なのです。
税金は文化に費やされることを目的の一つとしています・・・。
カーテンウォールの外観はかっこいいけど、内部の納まりは舞台裏のようで、残念です。
斜めになった壁も、三半規管の弱い私には平衡感覚が失われてしまって、軽く乗り物酔いをした感じです。
建築は見所がいろいろありますが、大切な展示が、やはり退屈。
中村さんにお願いすればよかったのに・・・。 と、設計、施工に関わった方々の汗と涙などお構いなしのコメントで、すみません。
エッジが効いていて、・・・痛そう。
三角の頂点部分 床のタイルも▲のモザイク
吹抜けに架かる長ーい階段 手摺が構造梁になっているようです。 手摺小口の丸い物はプリテンションのワイヤー留め。(事前に引張力を加えたワイヤーを コンクリート内部に仕込んで、階段が垂れ下がらないようにしてします。)
コンクリートのピン角を出すのに現場は苦労したと思いますが、後から削って面取りしてありました。