京都の北部、綾部市にある君尾山光明寺 仁王門。
遠景は写真のようにとても綺麗ですが、近くに寄るとディティールは大雑把なので古い年代の建物のようです。 人影もなく、すぐ後ろには伽藍もなく、山中にひっそりと佇み、寂し気な様子の山門なのですが、なんと国宝だそうです。
その建築様式と年代が国宝に選定された理由とのことですが、もう少し人が集まる工夫はないものでしょうか。
上記の仁王門から10分ほど山の参道を登ったところにある本堂。
江戸時代末期の建築だそうで、180年近くの時間が経過しているようには見えません。
屋根は金属板で葺いてあるのですが、一枚の葺き足があまりにも大きく、少し残念です。
品格のある建物のバランス、そして彫刻も凝ったもので、好感を憶えます。